サステナビリティ

ガバナンス

取り組み紹介

腐敗防止

腐敗防止トレーニング

BREXAグループでは、企業倫理行動規範やグローバルガバナンスポリシーに掲げられていた法令等遵守体制の構築・運用を重視しており、その一環として、腐敗防止に注力しています。コンプライアンスの徹底に向けた、一切の賄賂の授受、その他の腐敗行為を禁止する関係会社反腐敗行為規程に則った適切な管理だけではなく、その教育に当たっては、e-ラーニング等を用いて従業員教育を継続できるよう体制を整備しています。

海外内部通報制度

当社は、業界に先駆けて2008年から、契約社員や派遣社員を含む全社員を対象とした、中立な第三者である人事労務・労働法関係のスペシャリストに委託した内部通報制度を導入しています。内部通報者の保護を制度的に保障するとともに、法律違反や不正行為、倫理的に問題がある行為、社会通念上好ましくない行為等の有事の際には早期に適切な対応をとることにより、事業運営上のリスク管理と更なる法令遵守体制の確立を図ってまいりました。
当社グループのグローバル展開に伴ってグローバル共通の内部通報制度へと対象を拡大しており、母国語・英語・日本語にて、電話・ショートメッセージサービス・電子メール・所管など幅広い通報手段による通報に対応しています。中南米では、グループ会社社員のみでなく、顧客、サプライヤー、業務委託契約先も対象としたスキームを構築すべく、OSSA社とパートナーの選定とプロジェクトの体制構築を進めています。また欧州では、歴史的背景により内部通報に対しては各国の国内法に則り整備されているなか、現在当社グループではOTTO社、Liberata社、CDER社、CPL社に社内制度があります。さらにEU公益通報者保護指令(EU指令)に合わせてOrizon社も社内制度を作成し導入する予定です。
直近では2021年4月には、ウェビナーにて、弁護士による内部通報制度のグローバル・トレーニングを実施。
内部通報制度の概要からグローバル共通の内部通報制度の概要、各国の法令違反事例、幅広いケーススタディなどを再教育する機会となりました。

コンプライアンス

グループ報Ratoonへのコンプライアンス記事の掲載

コンプライアンスや内部統制に係る重要なトピックについて、年間計画を立てて2022年4月より毎月グループ報Ratoonの記事として掲載し、継続的な発信を行うことでコンプライアンス意識の浸透を図っています。法令等の変更やコンプライアンス違反事例集の内容等もタイムリーに発信することを考えています。

コンプライアンスガイドブックの作成及びコンプライアンス教育

コンプライアンスは重要であるものの、従業員から見るとややもすると抽象的な印象があり、具体的な遵守行動をイメージしにくい側面があります。これらを考慮して、コンプライアンスガイドブックやコンプライアンス違反事例集を当社総務部にて2022年6月に作成し、電子テキスト形式にて当社及び国内グループ会社の役員及び従業員に配布(公開)しました。
また、策定中のコンプライアンス教育体系の構築に先んじて、2022年3月初旬に、当社及び国内グループ会社の取締役に対する研修を実施し、2022年5月以降にその他の役職員に対し、教育体系に基づく各種コンプライアンス研修を順次実施しています。なお、研修の内容に鑑みて、内部統制や会計に関するテーマ等については公認会計士や弁護士、大学教授(法学)等の専門家を講師に招くことを想定しています。

内部統制制度研修(国内)トレーニング

全内勤社員(派遣スタッフを含む)を対象としたe-ラーニングには、コンプライアンスに関するトレーニングも多数整備されています。
内部統制に関するオンライントレーニングは、人為的なミスや不正の発生を防ぎ、企業が成長するためには、「内部統制」の強化が必要不可欠との考えのもと、2021年4月に拡充したトレーニングです。内部統制の必要性・重要性について、さらに理解を深めるべく、 内部統制とは何かといった序章・初学者向けから内部統制報告書など実務者向け応用編まで、全15コンテンツがラインナップされています。
さらに、e-ラーニング完了者には、追加で、e-ラーニング動画内容のポイント解説やケーススタディ、質疑応答を講師とオンライン会議での双方向参加型にて実施する研修も実施しており、参加者満足度100%を誇っています。