CEO message

BREXAという社名には“Break”の意味も込められています。では、私たちは何を“Break”するのか。それは、世界中に存在する「人々が自由に働くことを阻害する境界」です。たとえば、「国境」もその1つ。少子高齢化が進む日本に、海外から優秀な人材を迎え入れる。あるいは、日本で培った経験や知識を活かし、若い方々がグローバルを舞台に活躍していく。そのような人材の流動化を促進し、何十万人という多くの人たちのキャリアをサポートする、そういう会社でありたいと考えています。
BREXAの事業活動を通じて、グローバルな交流を促進し、平和で、誰もが自由に働ける社会にしていくこと。さらには、年齢や経験、性別や障がいの有無などで働く領域を制限されてしまうことのないように、古い常識にとらわれず、人々の可能性を拡大していくこと。それがBREXAの使命です。
こうした大きな志を実現していくには、BREXAのメンバー全員が、この使命を自覚し、社会に対して、常に「誇れる、振る舞い。」を意識していかなければならないと考えています。一人ひとりが守らなければならないルールを遵守したうえで、使命を実現するために挑戦をしていく。「素晴らしいグループに生まれ変わった」とみなさんに認識してもらえるよう取り組んでまいります。
「はたらく」の境界をなくし、より多くの人々により多くの可能性を提供するグループとして、私達はグローバルな規模での成長を目指しています。これからのBREXAグループに、どうぞご期待下さい。
- 代表取締役会長 会長執行役員CEO
- 上山 健二
COO message

私は長く人材業界に関わって来ましたが、「はたらく」に関してこれほど大きな転機を迎えたことはないと思います。12年間、アジアやオーストラリアに滞在し、2024年に日本に帰国しました。前回日本にいた2010年前後は、金融危機や震災があり、人々が仕事を見つけるのが難しい状況でした。人々が自分らしい「はたらく」を模索することは難しく、企業は必要な人材を採用できました。
12年間海外で人材ビジネスに携わり、日本と海外の「はたらく」に対する考え方の違いを、常に痛感していました。私が仕事で関わった多くの国で、人々は「はたらく」に対し多様な考え方を持ち、自分らしさを追求しようとしていました。また雇用する企業も柔軟に、人々の自分らしい「はたらく」を実現しようとしていたと思います。
ただ、シンガポールやオーストラリアのような成熟した先進国は、一次産業、サービス業を中心に人口減により企業は人材確保が難しく、一方でアジアの成長国においては、人材は豊富にいるものの、機会が限られているため「はたらく」の自己実現が難しいという世界的な労働力の不均衡さを肌で感じていました。
2024年に日本に戻ってきて、かつての日本市場との違いに愕然としました。優秀な若い人材や経験豊富な技術者の採用は非常に難しい。やる気があるのだけどスキルや経験の足りない若い人材、キャリアチェンジをしたいミドル、シニア人材はなかなか機会を見つけられない。すべての先進国が直面している人口減による労働力不足から、介護やITの領域では、近い将来何十万、何百万の人材が足りなくなる。この多くの「はたらく」に境界が生じている状況に対し、真っ向から立ち向かっていくのが私たちBREXAです。
今も毎年日本で、数千人の新卒あるいは未経験者を雇用、育成し技術者になる機会を生み出しています。アジアから数千人の人材を、日本にあるいは人口減に悩んでいる国々で就労機会をつくり、その方々をサポートし続けています。私たちは、「はたらく」の境界を世界中でなくし、より多くの人により多くの機会と可能性を創り続けるグローバルな人材会社として社会に貢献していきます。
- 代表取締役社長 社長執行役員COO
- 山﨑 高之